≪タイ人の12歳の少女が一か月で60人以上を相手に「売春」させられた事件をきっかけに「買春処罰法」導入を求める声が高まっていることから2025年11月21日に開催された緊急院内集会に参加し、以下のメッセージを訴えました。≫
私は14歳で、性売買を始めました。
家にも学校にも居場所がなく、必要としてくれたのは、買春者たちでした。
行くところがなくて野宿していたとき、私に近寄ってきたのは買春者か、風俗店のスカウ
トだけでした。
「5000 円あげるからどう???」「どうせ行くとこないんでしょう」と買春を持ちかけて
くるのは、サラリーマンや、このまま会社に行く人達、普通の人たちでした。
当時の私は、その人たちは、自分を必要としてくれるんだと、嬉しいことだと思い込んで
いました。
私の周りには、そんな大人たちばっかりでした。
路上の性売買でも、風俗店でも、
嫌なことも嫌と言えず、ただ従うしかありませんでした。
そして、私は妊娠しました。
産むことも育てることも出来ないのが
現実でした。
体を売るしかない状況
今日を生きるためにそうせざるを得ない現実。
苦しかったしつらかったけど、そんなこと誰にも言えませんでした。
だからヘラヘラしていました。愛想笑いをして、楽しそうにふるまっていました。
これが楽しいことだ、必要とされているんだと思い込もうとしていました。
辛くても、生きるにはそれしかなかったからです。
その後、私は少年院に入り、夢乃さんに知り合い、Colaboに繋がりました。
あたたかいご飯、寝られる場所、見返りを求められない関係を得ることができました。
Colabo と出会って、嫌なことは嫌と言えるようになりました。
今は、性売買について私は
それをしなくてもいい社会を作るべきだと
考えています。
買春者たちは責められず、売った女が悪い。そんなのは間違ってます。
「体を売る女が悪い」と言う人がいるから、私も、自分のせいなんだと思っていました。
成人して風俗店や路上で体を売る状況の女性のほとんどが、子ども時代に私と同じような
経験をしています。
性売買の中にいる女の子たちは、買春社会の被害者です。
困ったときに誰も助けてくれない社会の被害者なんです。
性売買から抜け出した後も、声をあげれば、顔を出せば、汚い目で見られ、
周りにいる自分の大切な人たちも、同じ目でみられます。
どうか、どうかお願いします。
性売買をする女の子の背景をみずに、ものを言うのはやめてください。
性売買をした女の子たちを責める法律を変えてください。
汚い目で見るんじゃなく、女の子が性売買をしなくてもいきていけるように、
1 人1人の頭で考えて動いてください。(なお、20代)