≪タイ人の12歳の少女が一か月で60人以上を相手に「売春」させられた事件をきっかけに「買春処罰法」導入を求める声が高まっていることから2025年11月21日に開催された緊急院内集会に参加し、以下のメッセージを訴えました。≫
初めまして、大学四年生のものです。私は上京して大学1年生、19歳の頃に性売買の現場
にいました。大学で勉強するために上京してきたけど日々の生活のお金が無い、将来のた
めに貯金をしなければと足を踏み入れました。
私は普段、顔、実名を出して社会問題発信をしています。名前を出せるようになるまで時
間がかかりました。それは私を買った人がSNSにあげたりするのではないのか、そして将
来仕事につけなくなるのでは無いのかという不安があったからです。
今でもその不安は消えません。当時所属していたお店のポームページを見に行ったり、掲
示板を確認したりしてしまいます。
頭では買う男性が悪いとわかっていても、自分の心や体の傷は一生癒えません。
買うことはいっときの快楽でも、私にとっては一生の傷なのです。
今でも思い出しては悔しくなります。
性売買は、一部の女性たちの話ではありません。
私は、友人や周りの人には性売買の経験を明かしていません。それでも数名の友人から、
性売買を経験したという相談がありました。あなたの思っている以上に性売買は日常化し
ています。
性売買の背景には買う男性がいて、それが罰されないこと。そして性を売る女性が罰さ
れ、女性の経済的自立が難しいことが背景にあります。現状の法律である性を売る女性を
罰するのでは、買う人がいる限り、性売買を無くすことは出来ません。女性の性を買うこ
とを罰し、お金で女性を買えないようにしなければ、性売買は無くなりません。
また、先程お伝えしたように女性が罰されてる世の中では、性を売ることをした自分が悪
いと、女性は自分を責め続け、一生の傷を負います。
責任を女性に押し付け、男性快楽中心の社会になっていることを自覚してください。これ
までの歴史を見ても性売買は男尊女卑の世の中で生まれたものです。
そして、女性が性を売らなくても良いような社会を作ってください。
経済的支援とともに、女性の権利を守るような制度にしてください。
最後に、女性が尊厳を持ち生きられるためにも、今すぐにでも、買春を処罰すると同時
に、女性を処罰しない法制度の制定をお願いします。(かのん、20代)